【スピーチの構成】
3分間スピーチの構成を組む際に最初に考えていた構想は、過去、現在、未来と遡っていくかたちでした。今回のスピーチで話したかった内容はソフトバンクホークスの強さの理由についてなので、過去の部分はホークスのこれまでの実績に少し触れ、どれくらい強いのかを説明し、問題提起をしました。中盤は、強さの秘訣を述べ、その後に詳細を述べていく構成にしました。最後の未来の部分では、現在の問題点を述べ、これからどうなっていくと思うのかを述べました。実際に作成したメモを載せるので、少しでも参考になると幸いです。
○ソフトバンクホークスの強さの秘訣
僕はプロ野球を見るのが好きで、ほぼ毎日プロ野球をネットで観戦してます。福岡出身なのでソフトバンクホークスのファンです。今日はそのソフトバンクホークスについてスピーチします。ソフトバンクホークスは毎年優勝候補に挙げられるくらいの強いチームで、秋山監督が指揮をとっていた2009年から2014年までで、Bクラスは1度しかなりませんでした。
なぜそこまで強いのかというと、最初に注目されるのが、FA制度を利用した主力選手の補強や、他球団で活躍した助っ人外国人の補強です。今、ホークスでは内川、イ・デホ、サファテなど他球団から獲得した選手たちが大活躍しています。しかし、補強がそのままチームの成績につながるとは限りません。清原、小久保、ローズがいた2005年の巨人は5位に終わり、去年のシーズンオフで大型補強をしたオリックスは現在5勝14敗で苦戦しています。当時のその2球団とホークスの違いは選手の育成に力をいれていることです。ホークスには柳田、長谷川、中村など球界を代表する生え抜きの選手が多くいますが、中でも特徴的なのが育成枠出身の選手が多いことです。現在、1軍登録されている育成出身の選手は4人います。他球団と比べるとかなり多い方で、他にも中日との日本シリーズで1勝を上げた山田選手や、一昨年のオールスターに出場した千賀選手(愛知出身)もいます。この背景には、3軍制度の実施があります。3軍は主に育成枠の選手で構成されており、アマチュアのチームとの試合を主に行なっています。3軍制度を実施することで、育成枠の選手たちに試合に出る機会を与え、それが育成につながってい行きます。
今現在のホークスは先発に少し不安があります。今年から監督が投手出身である工藤監督になり、ダルビッシュやヤンキースの田中を育てた佐藤投手コーチ、日本ハム優勝の立役者の一人である吉井投手コーチが加入したので、これからは生え抜きの投手たちの成長を期待したいです。これで終わります。ご静聴ありがとうございました。
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